【番外】英文校正

海外のジャーナルに投稿する際、最も重要な医学論文英文校正について紹介します。

英語がニ流=論文(研究内容)もニ流

医学論文の翻訳は、医学専門の翻訳者に依頼する必要があります。専門用語が多いため、正しい翻訳をする上で翻訳家の知識と経験が品質と直結するからです。そして、なにより重要なのが原稿のチェック、医学論文英文校正なのです。

英文の完成度がカギ

医学論文を海外のジャーナルに投稿した際、掲載の可否を判断するために同分野の専門家、研究者による評価や検証(ピアレビュー:査読)が行われます。

人気度の高い専門誌では、投稿論文の大半がこのピアレビューの段階を突破出来ずに棄却されてしまいます。その棄却理由の多くに、研究内容が掲載に値しないというだけでなく「英文の完成度の低さ」が指摘されています。

「スペルミス」、「文法ミス」、「表記ミス」は 、Poor English(拙劣な英語)と判定され、一つでも検出されると投稿した医学論文が受理される可能性が確実に低下します。

日本人医師の英語論文に最も多いミスは、実はスペースやコロンの使い方といったpunctuation(句読法)にあるとされてます。Wordなどワープロソフトの「文章校正」機能で簡単に修正できるミスです。その程度のミスすら修正できていない文章は、「研究の内容も二流に違いない」という先入観で読まれることになってしまいます。

「内容が良ければ、英語がなってなくても読んでもらえるはずだ」という認識は禁物。そうした安易な気持ちでつくった質の悪い英文の論文では、いくら内容がよくても読まれないと思ってください。

したがって医学論文の英訳を依頼するにあたっては、「料金」「納品スピード」などに加えて『英文校正』の体制も確認する必要があります。

1人の英文校正者が担当するのでなく、医学論文の校正経験を持つ複数スタッフ(日本人、ネイティブ)によるダブルチェック体制というのが理想的です。